映える

「映える」には、「光を受けて照り輝く」「引き立ってあざやかに見える」「りっぱに見える」「目立つ」などの意味があります。

近年、「インスタ映え」「動画映え」などと使われますが、素晴らしい被写体や周囲から引き立つ見映えを含めて「映える」という言葉が用いられています。

インスタ映えするものは、パッと目を引くようなカラフルなものや、可愛いいものおしゃれな雑誌風や、日常生活で見慣れない非日常、意外性やミスマッチ、ストーリー性を楽しめるものまで様々のものがあります。
いずれも私たちが感動させられるものであり、魂を揺さぶるものです。
その場所にはいなくても、画像から受けるインスピレーションにより、風や空気感や光を疑似体験することができます。

人は何に感動したか、どれだけ感動したかで、人生の豊かさが決まっていると思います。
感動が多ければ多いほど、その人の人生は豊かなものになっていきます。
感動に共鳴する能力が高ければ高いほど、魂が揺さぶられる経験も多くなり、充実した時間を過ごすことができます。

脳の中には、100種類の神経伝達物質があります。われわれの脳の中で、その化学物質が、いわばシンフォニーを奏でています。感動するということは、その化学物質がドバーッと脳の中に溢れかえり、1000億の神経細胞を駆け巡ります。

脳の働きを変える一番いい方法は、“感動する”ことなのです。
インスタ映えでも良いですし、日々の何気ない風景の中から「映える」を探して感動できれば、その人生は素敵なものになると思います。

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