スイスを旅行していた時、2等車で乗り合わせたオジサンが、人懐こくてフランス語でずっと話しかけてきた事があります。
私はフランス語が分からないので、言語的には、ほとんどわからないのですが、目を見て人懐こく話しかけてくるとなんだか雰囲気が伝わってきます。
適当に英語で相槌を打ちながら、しばらく会話をしていましたが、雰囲気で分かり合えたような感じがします。
ヨーロッパの田舎では、しばしばこの様な経験があります。特に違和感はありません。
ドイツのフュッセンという村に行ったとき、朝早く起きて、霧の中村の中を散歩していると、見知らぬ村人に出会う毎に、グーテンモルゲンと声かけられたことがあります。自然にその村に溶け込めた感じがして不思議な経験です。
ヨーロッパだと陸続きで色々な言語、色々な民族が存在しており、言葉が違う事、文化が違う事、民族が違う事が普通なのだと思います。
そして言葉が違ったとしても、ラテン語圏だとある程度、方言の様な感じで通じるのだと思います。
だから、言葉が違ったとしても、日本の様に構える事がなく、普通に接する事ができるのだと思います。
日本は島国でほぼ単一民族国家なので、異なるものを受け入れる事に慣れていないのかもしれません。しかし、世界の国々のほとんどは、陸続きで繋がっています。
したがって、自然とダイバーシティに慣れているのだと思います。
言葉が通じなくても、意外と大丈夫だと思います。もっと気軽に異文化に触れてみませんか?
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