いい人は損をしているのか

人生

いい人は損をして、ずるい人は得をしているのでしょうか?
ここでは、いい人の定義をわかりやすくすると、「与える量>受けとる量」としましょう。
コンピュータで色々な要素をインプットして判断すると、結論としては
いい人は、ものすごく得をする。いい人すぎると大損すると言った結果が出たそうです。
また、別の調査で成績・地位・収入が高い人、トップに立つような人は「いい人」がほとんどだったそうです。

いい人すぎるというのは「ずるい人にも優しくする」「だまされても優しくする」といったお人好しで、大損するらしいです。

いい人は、言い換えると、親切な人、人情に厚い人、善人です。
自分から積極的に親切にしたり、人に優しく接したり、正しいこと、良いことを判断して行動できる、そういった人です。

ただし、ずるい人、だました人には優しくしないということも必要です。
ずるい人に対しては、なめられないように毅然とした態度で接する。できれば、その人とは距離を置く必要があると思います。
ずるい人につけ込まれたり、こき使われたりすると、ストレスの影響で心臓病のリスクも高くなります。
悪に好かれたら、悪に加担してしまう可能性があります。
迷惑な人には優しくしてはいけません。
騙されたり、後で失望しないように、人を見る目を養うことも必要です。
ただし、一度くらいの失敗や、内容によっては相手を許す許容力も必要だと思います。

人は親切を行うと脳内で、ドーパミンやセロトニンやオキシトシンの分泌量が増え幸福感が増すと言われています。これらは動脈硬化・脳卒中・心臓発作のリスクを下げたり、老化を遅らせる効果があると言われています。
またヘルパーズハイといって、他人に親切にしたら得られる高揚感もあります。
人に親切にした回数が増えると自尊心が高まり、利他的な人ほど幸福感が高くなります。

また、親切は伝染します。誰かが親切をすると、影響を受けた誰かが親切(1次)になり、その誰かから影響を受けた人が親切(2次)になり、その人から親切を受けた人が親切(3次)になり、最終的にあなたの1つの親切が、間接的に64人を助けることになります。
世界をよくするためには、まず1つの親切からはじまります。

人に優しくするためには、キャンドルサービスと同じ順番で行います。
まずは、自分から、そして近い人から順番に、遠い人まで順に火を分けていきます。
ロウソクの火は、いくら分け与えても無くなりません。
むしろ、与えれば与えるほど、周りの光に照らされて、ますます自分が光り輝きます。

親切は人からの評価を期待して行うものではありません。
人の評価で満たされた心ほど弱いものはありません。
なぜなら、評価がなくなると自分の自信はすぐに崩れ去るからです。
親切は、自分がよかれと思って自発的に行われるものです。

いい人は損をしません。いい人過ぎると損をします。
幸せの光を自分から、そして近い人から順番に分けていき自分の心を明るく照らしていきたいものです。

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