アフターコロナ・ウィズコロナ時代

生活

緊急事態宣言中は、日本中が3密(密閉・密集・密接)を避ける為、外出自粛・移動の制限・テレワーク・店舗の休業などを行ったわけですが、未だにワクチンは供給されていません。今後、第二波、第三波も心配される中で、社会全体として3密(密閉・密集・密接)を避ける方針は、しばらく継続されると思います。
そういった意味で、新型コロナウィルスは、人々の行動や生活、経済活動を一変させたと言って良いでしょう。
では、具体的に社会は今後どのように変わっていくのでしょうか。

コミュニケーションのデジタル化の加速

「テレワーク」「ビデオ会議」「オンライン授業」「オンライン診療」などネットワークによるコミュニケーションが一気に進みました。在宅ワークやオンライン診療は、コロナ前も考え方としてはありましたが、ほとんど普及が進んでいなかったというのが実態だったと思います。それが新型コロナの影響で一気に進んだと思われます。これは思いがけないイノベーションです。

省人化・自動化・合理化の加速

ECサイトの利用、フードデリバリーサービスの利用、映画や音楽、ゲーム、書籍などのダウンロード配信、キャッシュレスの取引がいっきに加速しています。今後、さらにロボット・RPA・自動運転・自動見積・自動契約・自動決済などの自動化・電子化が進んでいくと予想されます。現在は未だ判子を押すために出社したり、請求書を印刷して送付する為に出社しなければならないといった業務も発生しているようですが、これらも電子化が一気に進むと予想されます。
また、「2025年の崖」でデジタルトランスフォーメーション(DX)についてのレポートが出されていましたが、こちらも加速すると予想されます。

サービス・モノ提供の非接触化

AR(拡張現実)/VR(仮想現実)技術がさらに進化し、遠隔から自動でコントロールできるサービスの普及が一気に加速すると思われます。不動産では360度ビューでWeb物件閲覧を開始しているところが増えてきましたが、商品展示においてもAR(拡張現実)/VR(仮想現実)技術がさらに進化し、遠隔でリアルに商品を確認できる世界が広がると思われます。

首都圏集中から地方へ

これだけネットワークが普及し、リモートワークが当たり前になってくると、賃料の高い首都圏で生活・仕事する必要がなくなります。また雇用も、リモートワークであれば、全国どこにいる人であっても雇用してかまわなくなります。それは日本だけでなく海外でも可能になります。

アフターコロナ・ウィズコロナ時代をどう生き抜くか

「常識や秩序が大きく変化する」「人の移動が制限される」状況下で、どのようにビジネスを継続し、どのように業績を拡大すべきか、新型コロナ発生前とは大きく考え方を変える必要があります。
人の移動が制限される状況では、足を使った新たなビジネス開拓は難しく、「既存顧客との関係強化」が必要になってきます。
売り上げが落ち込む中でどうやってコストを削減して、利益を確保するか「コスト削減」「省人化の加速」「リスク態勢の強化」が求められます。
企業は自動見積・自動契約・電子承認・電子押印などシステムの整備を急ぐ必要があります。
この混乱の時代に “いかに柔軟に時代の変化に対応できるか”が将来の競争優位性”につながります。

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