脳はストレスを感じると、脳の視床下部から下垂体に向かって、コルチゾールとアドレナリンいうホルモンを分泌します。
コルチゾールはストレスと戦うために必要となるエネルギーを蓄えます。
しかしコルチゾールが過剰に分泌されれば自律神経のバランスを崩してしまいます。
アドレナリンは、心拍数や呼吸数、血圧を上げて体を緊張・興奮状態にし、やる気を高めるほか、集中力や判断力、長期的な記憶力を高めます。
しかし過剰に分泌されるとイライラしやすくなります。
脳の視床下部から生成されるホルモンにオキシトシンがあります。
オキシトシンは、ストレスを消し幸感を感じさせる為、「幸せホルモン」とも呼ばれます。
オキシトシンの効果
オキシトシンの効果は以下の通りです。
- 幸せな気分になる
- ストレスが緩和する
- 不安や恐怖心が減少する
- 怒りや悲しみなどの強い感情が和らぐ
- 社交的となり人と関わりたいという好奇心が強まる
- 学習意欲が向上し記憶力が高まる
- 免疫力が高くなる
オキシトシンは、本来ママが母乳を 出すためのホルモンですが、男性でも分泌されます。
オキシトシンを分泌するには
オキシトシンを分泌するには以下の方法があります。
- 人とスキンシップする
- 哺乳動物とスキンシップする
- 抱擁する、キスする、愛撫する、性交渉する
- マッサージする
- 友達や家族と食事をする
- 友達や家族とおしゃべりする
- 人にプレゼントを贈る
- 人に料理を作る
- 人に親切にする
- 人に感謝する
- 人を思いやる
- 友達とスポーツや趣味を一緒に行う
- 感動する
- 感情を素直に表現する
- 合谷(ごうこく)をマッサージする(手の親指と人差し指の付け根当たり)
- お風呂に入る
人とスキンシップを取ったり、人に親切にしたりすると「オキシトシン」は分泌されるようです。
自己中心的な生き方をすると、孤独になり幸せホルモンは分泌されません。
人に幸せを与える生き方ができれば、自分にも幸せホルモン「オキシトシン」が分泌され、幸せになれます。
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