CBDとは、大麻から抽出された成分、カンナビジオール(Cannabidiol)の略称です。
大麻(マリファナ)は、日本国内では大麻取締法でその摂取が禁止されています。
大麻の成分には、主にTHC(テトラ・ヒドロ・カンナビノール)とCBD(カンナビジオール)があります。
THCは、大麻の花や葉から抽出され、精神性作用があります。こちらは違法です。
CBDは、茎や種子から抽出され、精神性作用がありません。こちらは合法です。
<大麻取締法第一条>
「この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。」
CBDは、ガン・てんかん・喘息・痴呆抑制・抗うつ作用・アルツハイマー病・パーキンソン病・関節リウマチ・精神障害など100種類近くの様々な病気に有効であるという研究結果もあり、近年日本でも注目が高まっています。
人間は、身体調節機能=ECS(エンド・カンナビノイド・システム)を持っています。
身体調節する受容体には、神経細胞上にカンナビノイド受容体:CB1、免疫細胞上にカンナビノイド受容体:CB2があります。
これらの受容体は、体内カンナビノイドと結合することで免疫調整、神経保護など様々な身体調節をコントロールすることができますが、いわゆる「カンナビノイド欠乏症」となると様々な病気になってしまいます。
CBDは体内カンナビノイドを補う効果があり、様々な病気に有効であるという研究結果が出ています。
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