早く小さく失敗し、早く学ぶ

新しい事にチャレンジをしようとする時、失敗するリスクとかを考えすぎると、怖くてなかなか最初の一歩が踏み出せません。「チャレンジと失敗のジレンマ」です。

また考えすぎた結果、「もし失敗したら」といった恐怖が頭を支配し、やらない方が良いといった結論に達してしまいます。
社会では、「失敗は悪である」といった感覚が根強いと思います。
チャレンジすると失敗の確率も上がります。勇気を持って多くのチャレンジをしている人は、多くの失敗を経験することになります。
逆に何もしない人は何も失敗しないでしょう。
チャレンジをしない人は、何も失敗しない代わりに、何も得る事ができません。
チャレンジをする人は、失敗を経験しますが、そこに学びがあるならば、次のチャレンジに教訓として生かすことができ、成長する事ができます。
大成功している人は、多くの失敗を経験していると思います。
トーマスエジソンは発明の数よりはるかに多くの失敗をしています。
彼は言います。
「失敗したわけではない。それを誤りだと言ってはいけない。勉強したのだと言いたまえ。」
「私は失敗したことがない。ただ1万通りのうまく行かない方法を見つけただけだ。」
もはや失敗とも思わず、成功の為の学びの為のプロセスと考えているようです。
しかしながら、大きな失敗をしてしまうと、立ち直るのに精神的に金銭的に時間的に負荷がかかってしまいます。
よって、早く小さく失敗をしながら多くの改善点を見つけ出すことが必要だと思います。
Fail fast, fail cheap, and fail smart「早く失敗、安く失敗、賢く失敗」、これが大切です。
ただし、何も考えないで実行してはいけません。失敗したことを反省しないのもいけません。同じ失敗を繰り返してはいけません。失敗をしながら多くの改善点を学習しながら成長しなければなりません。
また、初めから完璧を追い求めすぎても駄目です。萎縮して何もできなくなってしまいます。
小さくチャレンジし、振り返って、良かった点、悪かった点、気付きなどを整理し、またチャレンジをする。このサイクルを繰り返します。
ありとあらゆる事を失敗して、得られた教訓を生かすことにより、成功に近づくことができます。成功は失敗を続けた最後に現れるのです。
よってチャレンジ→失敗→教訓のサイクルを、初めから計画として折り込んでいるといいと思います。
例えば、20%の成功率のものも、10回チャレンジをすれば90%の成功率になります。
20回チャレンジをすれば99%の成功率になります。
例え、低い成功率でも、諦めずチャレンジし続ければ、必ず成功します。
恐れるべき事は、チャレンジして失敗する事よりも、チャレンジしないことです。何故ならば、何もチャレンジしないことは何の成功も生み出さないからです。

人生においても、なるべく早い時点で小さな失敗を経験し、多くを学ぶ事が大切です。
仕事においても、先輩から指示された仕事でも完成度100%になってから見せるのではなく、30%とか途中の段階で良いので、中間報告し補正しながら作業をしてみて下さい、完成度100%になって方向性が間違っていると手戻りが大きくなってしまいます。

人生においても、なるべく早い時点でプロトタイプを試し失敗を教訓に変え成長していく事が、なによりも大切だと思います。

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