伝統は「時の重みに耐えて残るもの」

天皇の皇位は、神武天皇から代々男系によって継承されてきたそうです。

長い歴史の中では、女性天皇は推古天皇など過去8人存在されるそうです。しかしながら宮家の存在により最終的に皇位は男系で継承がなされてきました。

男系というのは、男性が父親の男子が継承するという事です。女性が天皇になってもその次の代に男系の子孫が皇位を継ぐという事です。遺伝学的には、男性はXY染色体をしており、女性はXX染色体を有しています。女性からはY染色体は引き継がれません。Y染色体は男性から男子へしか引き継がれません。

世界中の歴史から見ても、男系で途切れなくこれほど長く皇位が継承された例は無く、貴重な事だそうです。もし、女系の継承が許されるならば、X染色体は半分ずつにシャッフルされ、Y染色体は全く引き継がれない事になります。つまり、女系天皇が制度的に許されると日本人以外も遺伝的に皇位を継承する可能性があるという事です。

男系天皇が続いてきたことは、遺伝子のXY染色体を知らない大昔から、守られてきた日本の伝統です。偶然かもしれませんが遺伝学的には奇跡に近い歴史だと思われます。

男女平等の世の中で、女性天皇も制度的に生まれるかもしれませんが、男系による継承は、歴史的な重みから途絶えさせてはならいのではないかと個人的には思います。

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