報われる努力をする | 自分の才能が生かせる場所を見つける

人生

自分の才能が生かせる場所が見つからない

世の中の人のほとんどの人は、自分の才能に気付いていなくて、社会の常識に従って、普通に学校に行って、普通に就職して、生活のために嫌な仕事も我慢しながら頑張っているのではないかと思います。
よほど運が良くなければ、自分の才能を見いだして、才能にあった仕事に従事できている人はごくまれではないでしょうか。
最初は、自分がまったく関心のない不慣れな場所で、黙々と生きていたけど、後で生きるべく世界を見つけた人もいます。

俳優のハリソン・フォードは大工でした。
ブルース・ウィリスは原子力発電所の警備員でした。
ジョニー・デップはボールペンのセールスマンでした。
不慣れで関心もない世界は、「自分の場所」ではないので、早く「自分の才能が生かせる場所」を見つけ、そこからは抜け出す必要があります。しかし「自分の才能」を見つけるのは容易なことではありません。
「自分の才能」を生かせないならば、不完全燃焼の人生を送ることになってしまいます。
自分の武器を思いきり生かせる場所が、自分の本来の「生きるべき世界」です。
もしかすると、あなたの「生きるべき世界」は、みんなの当たり前とは違うかもしれません。
淡水魚は川でしか生きれません。蓮は、泥まみれの沼が生息地です。サボテンは乾燥した砂漠が生息地です。

何が自分に合うか否かはは他人には関係ありません。
それぞれ自分の生きるべき場所を見つけ、その中で生きていける事が最も幸せだと思います。
自分の「いるべき場所」を常に意識して、その場所に身を置く事が「効率的な生き方」となります。
自分の生きるべき世界ではない場所に住み続けて、苦しみ続けるのは最悪な選択肢です。
あなたの生きるべき世界を探す必要があります。

先日、アスペルガーの方が書いた「嫌われアスペルガーの人生」という本を読みました。壮絶ないじめの過去がそこには綴られていました。アスペルガーはある意味社会的に適合しづらく、集団から阻害されやすい人種であると言うことが理解できたのと、文章やその内容の洞察力があまりに素晴らしすぎて、人とは違った鋭い感性や知性がそこには存在する感じました。アスペルガーの方にもそれぞれ素晴らしい才能があり、自分にあった「生きるべき世界」があるのだと思います。彼女は過去の壮絶ないじめから何度も自殺を考えたとの事でしたが、その才能は素晴らしく感動を与えてくれて宝のようなものだと思います。
誰でも、何らかの才能が必ずあります。生きにくい世界で我慢ばかりして生きていると、魚が陸で生きようとするのと同じで、苦しくなってくると思います。はじめから「生きるべき世界」は見つからないと思いますが、探していたらいつか見つかるのではないかと思います。

実現できる夢・実現しにくい夢

できるだけ大きな夢を持ちなさいという人がいますが、どのような夢でも必ず実現できるとは思いません。
実現性のない夢は、個人的にはあまり価値がないのではないかと思います。
例えば、そんなに足が早くない人が、努力すればウサインボルトの様に足が速くなれるかというと、それは難しいと思います。
私は記憶する勉強が総じて苦手なのですが、計算とかロジックを考える事は得意です。昔、税理士の資格に挑戦した時に、簿記論や財務諸表論は問題なかったのですが、法人税法で挫折した経験があります。なぜなら税法の勉強では条文を本一冊分丸暗記しなければならないのです。これは記憶が苦手な私にはハードルが高すぎました。夢は実現しなければ満足を得られません。
人にはそれぞれ適性があります。

自分の得意な分野でやりたいこと(夢)が見つかれば、その夢は実現できると思いますが、適性が無い所で、がむしゃらに努力しても、報われない可能性が高いと思います。
残酷かもしれませんが「やりたいこと」=「適正」ではありません。しかしながら自分が才能のある分野で「やりたいこと」が見つかると最強です。また、才能のあっても嫌な事は伸びにくいと思います。まずは自分の才能や適性を理解し、その中でやりたいことを見つけるようにした方が良いと思います。

「自分の場所」「自分の才能」がなかなか見つからないからといって悲観しないで下さい
先程紹介した、「嫌われアスペルガーの人生」の作者は、人と違う事で集団からひどいいじめを受け続け、何度も死のうと思ったそうです。でも人は何かしら才能があり、かならずその人に合った「自分の場所」があると思います。
作者はそこにたどり着くまで、壮絶な人生があったと思いますが、素晴らしい本を執筆され、その本がどれだけの人を救ったかと思うと、本当に才能が活かされる世界が見いだされて、とっても良かったと思います。

現時点で、「自分の場所」「自分の才能」がなかなか見つからなくて悩んでいる人もいると思いますが、必ず見つかります。悲観しないで下さい。
セルフ・エフィカシー(自己効力感)とは、自分のことを自分自身で評価する能力のことです。
人間は、自分が想像する能力の範囲でしかパフォーマンスを発揮できないようになっています。
セルフ・エフィカシーが高ければ良いパフォーマンスを、低ければ低いパフォーマンスになってしまいます。
今、たまたま「自分の場所」「自分の才能」がなかなか見つからなくて悩んでいて、「どうせ私なんて」と悲観している人もいるかと思いますが、きっとあなたにはなんらかの「才能」があるはずですし、あなたに合った「場所」があるはずです。自分を信じて自己効力感を高く持てれば、きっとあなたの人生は上手くいくようになります。

努力する上で注意したいこと

自分が苦手な分野でいくら努力しても結果は出づらいと思います。
自分が嫌な事を我慢し続けても結果は出づらいと思います。
目的が明確ではない努力をしても、結果は期待できないと思います。
コストや時間がかかりすぎる割に、効果があまり期待できないことははじめから避けた方が良いと思います。
誰でも簡単に手に入れる事ができることは、あなたにあまりリターンをもたらさない可能性が高いと思います。
努力を自己投資と考えるならば、リターン(効果)が期待できるものに自己投資すべきだと思います。
どうせ努力するならば、「得意な分野」で「自分に合った環境・場所」でリターン(効果)が期待できるものにフォーカスして努力すべきだと思います。

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