自己投資とは
自己投資とは、将来、利益を生むことを目的として、自分の能力を高めたり成長させるために自分にお金や時間をかける、未来の自分に対する投資です。
自己投資は早く始めれば始めるほど、早く効果が出ます。若い時は体力があり、頭の柔軟性がありますし、残りの人生も長いので、より大きな効果が期待できます。
自己投資の種類
自己投資の種類には、以下の様なものがあります。
- 知識を増やす
- スキルを身につける
- 経験を増やす・視野を広げる
- 人脈を作る
- 体力を付ける・健康を保つ
- 時間を節約してくれるものを揃える
知識を増やす
「本を読む」「セミナーに参加する」「知識系動画を見る」「勉強をする」「学校に通う」などです。
知識を増やすと、思考や判断する際の引き出しが増えます。
スキルを身につける
「技能を身に着ける」「ノウハウを取得する」「コミュニケ―ション力を身に着ける」「マネージメントスキルを身に着ける」「語学力を付ける」「資格を取得する」などです。
知識だけでは、頭でっかちになり、技術だけでは理論が伴わなくなるので、「知識」と「スキル」はバラン良く身に着ける必要があります。
経験を増やす・視野を広げる
「留学」「海外旅行」「新しい事に挑戦する」などです。
色々な経験や、異文化に触れることは、柔軟的な考え方を身に着け、視野を広げます。
人脈を作る
さまざまな人と交流し、人脈を作ることは、人生において宝となります。
体力を付ける・健康を保つ
能力が優れていても、体力が無かったり、不健康だと、何もできなくなります。
食事や生活習慣や運動などに気を使い、健康な体をなるべく長く維持するようにしなければなりません。
時間を節約してくれるものを揃える
例えば、乾燥機付きドラム洗濯機やお掃除ロボットなどです。
無駄な時間が節約され、その分だけ自分の時間が生まれます。
投資・浪費・消費・空費
お金の使い方には「投資」「浪費」「消費」「空費」の4種類があります。
- 消費:日々生きていく為に、必ず必要なモノに対するコストです。家賃、食費、水道光熱費などが該当します。
- 投資:将来リターンが見込まれる投資費用です。自己投資の内、将来リターンが見込まれるものが含まれます。
- 浪費:必要以上の贅沢や、無駄な出費のことです。
- 空費:当初投資目的でしたが、期待したリターンが得られた勝った場合のコストです。自己投資の内、将来リターンが見込まれない場合は、空費となります。
身銭を切る
私は、「勉強は身銭を切らなければ身につかない」と考えています。
何故なら、自分のお金を払うと、本気度が増すからです。
何に対し勉強をするかを選び、何に対しお金を払うかは、全て自分が決めて、自分が負担しなければなりません。
そうすることにより真剣に何を勉強するかを自ら選び、身銭を切ったからには、元を取る為、本気で取り組みます。
もし自分の選択が間違っていて、大金が無駄になった場合、心の底から悔しがるでしょう。痛みを感じることが大切です。悔しい思いをすることでその失敗は糧になります。
色々な会社で社員教育の為に、多額の教育費を払っていると思いますが、私は「安全教育」「セキュリティ教育」などを除き、ほとんどが「空費」なってしまっていると考えています。なぜなら、身銭を切らないと本気度が出ないからです。
強制される勉強は苦痛です。本来、自分の知識好奇心による自主的な勉強は楽しいものです。
投資するものはお金だけではない
投資するものは、お金だけではありません。
自分の時間も自己投資と考えます
自己投資する時間を労働に回せば、その分稼ぐことができるので、時間を時給換算して投資金額として考えます。
どれだけ投資するか
何にどれだけ投資するかは個人の自由です。
一つの目安として、黄金比は消費6.5:浪費1:投資3を覚えておいてください。
給料の30%を自己投資とするのは、負担が高すぎると考えると思います。
私の場合、給料以外と自己投資に充てる時間も時給換算しているので、1週間(8時間×5日=40時間)働くとすると、その30%は12時間です。よって週最低12時間は、以下の自己投資に時間を使っています。
- 知識を増やす
- スキルを身につける
- 経験を増やす・視野を広げる
- 人脈を作る
- 体力を付ける・健康を保つ
- 時間を節約してくれるもの
自己投資しない人はどうなるか
自己投資しない人の価値はどんどん下がり、次第に社会から必要とされなくなると思います。
将来に不安がある人は、自分に投資して自分の価値を高め、社会的ニーズを高めていきましょう。
自己投資にて将来リターンが得られない場合は、「投資」ではなく「空費」となります。
リターンが期待できるものに自己投資しましょう。
最後に
投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェットは「何よりも自分自身に投資しなさい」と言っています。
株式やビットコインは損失のリスクもありますが、自己投資は自分させ裏切らなければ確実な投資です。
目先の快楽よりも、将来にわたって充実する人生を送りたいならば、地道に自己投資すべきと考えます。
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