セルフ・エフィカシー(self-efficacy)とは
セルフ・エフィカシーとは、自分の能力(可能性)を自分自身で評価することです。
「どうせ私なんて」と自己評価をする人と、「私はもっとやれる」と自己評価をする人とでは、大きな差が出ます。
人間は、「自分ができる」と思える範囲でしかパフォーマンスを発揮できないようになっています。
セルフ・エフィカシーが高ければ高いパフォーマンスを、低ければ低いパフォーマンスを発揮することになります。
セルフ・エフィカシーが低い人
セルフ・エフィカシーが低い人(自分の能力や可能性を信じる能力が低い人)は、自分で自分のできる枠を狭くしているため、自ら自分の可能性を低くしています。
自己肯定感が低く「自分には無理」「どうせ私なんて」という否定する感情が占めていて、自分自身を落としています。そして人から褒めてもらっても「それほどでは」と謙遜してしまいます。
セルフ・エフィカシーが高い人
セルフ・エフィカシーが高い人は、自分の未来や能力の可能性を強く信じることができます。
「自分ならできる」と自分自身を高く信じているため、望ましい方向に向かって進みます。
セルフ・エフィカシーが高い人が得られること
セルフ・エフィカシーが高い人は、達成に向けた努力を行うようになります。
セルフ・エフィカシーが高い人は目標を達成する確率が高くなります。
セルフ・エフィカシーが高い人は、自分や自分の未来を信じることができるので、不安、恐怖、恐れが減少し、精神的に安定します。
セルフ・エフィカシーを高めるためには
セルフ・エフィカシーを高めるために以下を実践します。
- 自分自身を褒める
- 目標設定する
- 目標に向かって頑張り続けられると信じる
- 小さな成功体験を積み重ねる
- ロールモデルを見つける
- ポジティブな言葉を使う
自分自身を褒める
どんなことでも良いので自分自身を褒めてみましょう。
自分を褒められない人は、まずは周りにいる人を褒めることから始めて「褒める練習」をしてみましょう。
目標設定する
自分の理想や夢や目標やゴールを設定しましょう。そしてそれが実現した時のポジティブなイメージをリアルに思い浮かべましょう。
目標に向かって頑張り続けられると信じる
大きな目標を掲げた場合は時間が掛かるかもしれません。長い道のりでも頑張れる自分を信じてあげましょう。
小さな成功体験を積み重ねる
大きな成功は小さな成功の積み重ねで成し遂げられます。小さな成功体験は徐々にあなたに自信を付けていきます。
いきなり大きな成功でなくて構わないので、コツコツと「小さな成功体験」を積み重ねていきましょう。
ロールモデルを見つける
ロールモデルとは、あなたが目標とする「ああなりたい」と思える存在です。
手本となる人物と近くで観察し、行動パターンを学び実践することにより、相手から良い影響を受けて成長することが出来ます。
ポジティブな言葉を使う
消極的な言葉は、どんどん自信を失わせてしまいます。
言葉には「言霊」があり、言葉にあらわすことにより実現化します。
ポジティブな言葉を言えばポジティブになれます。
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