不安から逃げる | 不安は何もしないで逃げると増え続けます

メンタルヘルス

不安とは

不安は誰もが普通に持っている感情です。
そもそも、人間は危険を感じるとそれを回避するために、ノルアドレナリンが分泌され、恐怖や不安を覚え、身体や精神をそれに備えるよう反応します。不安を感じるのは、そもそも人間に備わった本能です。

では、不安な状態とはどのような状態でしょう。
不安な状態とは、未だ遭遇していない危険や、未来の失敗などを考えている状態であり、まだその危険や失敗は起きていない状態です。「失敗したくない」「初めてのことで怖い」などと頭の中で考え続けている状態です。
失敗するかどうかなんで、やってみなければわからないのですが、不安とはまだ行動していなくて迷っている状態です。不安の原因は考えすぎる自分そのものにあります。
行動する前に思う、「恐怖」や「失敗」の感情は何もしないでその場で足踏みしていても何も変わりません。
何故なら行動がなければ、何も状況は変わらず、頭の中の「不安」なイメージは何も解消されていないからです。

不安を減らすには

不安を減らすには、不安を考える時間をなるべく減らして、「目先の簡単にできる事」でもよいので直ぐに行動し、少しずつ解決まで引き寄せていく事が必要です。
先の見えない不安に怯えていても、時間が経てば経つほど、不安は大きくなりますが、実際にやってみると大したことは無かったりします。
不安を抱え続けると、体力も精神力も消耗してしまい、ますます深みにはまって動けなくなってしまいます。
一つの方法として、「目の前の不安から目を背けて逃げてしまえば良い」と思うかもしれませんが、その場しのぎで逃げたとしても、不安は溜まっていくだけです。根本的に解決していないからです。
不安は何もしないで放置し続けると増え続け、行動することによって減っていきます。
部屋に閉じこもって、「どうしよう、どうしよう」と悩み続けと、悩めば悩むほど、不安は強まるのです。
行動を起こさない限り、いくら悩んでも絶対に根本的に問題が解決されることはありません。
不安の元となる、ノルアドレナリンは「行動するためのエネルギー」でもあります。
不安を減らすには、不安を取り除くための根本的な行動が必要です。

失敗は成功のために必要なプロセスの一つ

行動すれば、必ず「成功」か「失敗」をします。
例え失敗したとしても、自分なりに行動したといった、納得感は得られます。
そして、失敗を経験することによって、次の成功の為のヒントが少しわかります。
失敗する事のより着実にゴールに近づいているのです。
サッカーでは、シュートを打たなければ、ゴールは決まりません。
不安を減らすためには、シュートを打ち続け、いつかゴールが決まると信じる事が必要だと思います。

アウトプットが必要

インプットとは脳に「知識」や「情報」を入れる行為です。
ずっとインプットし続けると、脳がパンパンになってしまいます。
ですから、インプットと同時にアウトプットも必要です。
具体的には「話す」「書く」「行動」するなどです。
人に話したり、文書に書き出すことにより、気持ちが吐き出され、考えを整理することができます。
また、実際に行動したり、体を動かすことで、問題が解消され、セロトニンが活性化し、ノルアドレナリンが正常化し、ネガティブな感情を消し去ってくれます。
いきなり、難易度の高いことを行おうとすると、続かないのでまずはハードルを下げ、簡単にできることから始めると良いと思います。すべての「行動」は細分化できます。はじめは簡単な事からそこから徐々にハードルを上げていけると良いと思います。

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