老いて死ぬ

人生
老いるとは

老いると、筋力が落ち、視力が落ち、歯は抜け、容姿も衰え、やがて社会から邪魔者扱いされます。
自由に飛び回りたいのに、老いた身体に縛られ、自由を奪われます。
今、若いと思っている人にも、必ず年老いる未来が来ます。
衰える自分を感じながら、苦しみ生きていかなければなりません。
「花の色は 移りにけり」と絶世の美女、小野小町も歌っています。
桜の花も、あっという間に色あせて、散っていってしまうように、美しくいられるのはほんの一時。
世のうつろいを眺めている間に、あっという間に月日が経ってしまいます。

超高齢化社会

縄文時代の平均寿命は約15歳、室町時代の平均寿命は約50歳、「老苦」を感じる人はそんなに多くなかったでしょう。
現代は平均寿命が80歳を越え、老後貧困、介護、独居、認知症など、「老苦」を実感する機会が増えました。
さらに今後、医学や科学の進歩により、平均寿命が伸びれば、人は老苦と向き合わねばならないことになります。
2022年には、ひとり暮らしをする貧しい高齢者の急増することが予想され、独居世帯は世帯の3分の1を超えるといわれています。すでに超高齢化社会が到来しており、人ごとではなくなってきています。

「老いていく」進路を変えることは、何人も絶対にできない

10代から20代になったとき、20代から30代になったとき、老いたといった感覚は無かったかもしれませんでしたが、体力や見た目の衰えは、少しずつ感じていました。
30代から40代になったとき、40代から50代になったとき、確かな衰えを感じます。
年を重ねると共に、死に向かって体が徐々に衰えていく事を、はっきりと自覚するようになります。
若い頃には邪魔に感じていた存在に、自分が徐々に近づいていることを自覚します。
時の進行は誰にも止めることができないのと同じように、「老いていく」進路を変えることは、何人も絶対にできません。

未来に生きるのが青年、過去に生きるのが老人

若者は未来を語り、老人は過去を語ります。
若者は未来に夢を抱き、果敢に挑戦を繰り返し、挫折しても何度でも立ち上がります。
老人は挑戦しません。「あのころは良かった」と過去を語ります。
老人は、体の衰えに縛られ、病気や死を意識するようになり、未来に理想を抱けなくなります。
理想を失うと老いが加速します。
夢を失うと老いが加速します。
心にどんな夢や理想を抱いているか、その心のありようで、青年であるか、老人であるか、決まると思います。
年を重ねても、限りなき未来に向って、夢と理想を追いかけるならば、まだ心に青春は残っています。
体は衰えていきます。病気にもなります。でも命が燃え尽きるまで、理想を追いかけ生きていきたいものです。

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