変化の時代に生き残る

人生

この10年間で劇的に変化

近年、インターネットやスマホの普及で生活は大きく変化しました。
何処においても、電話は通じますし、商品の購入や店舗の予約もスマホからできます。
電車の中で動画を見る事ができ、友達とLINEで繋がることができます。
2008年にソフトバンクのショップで初めてスマートホン(iPhone)が発売されました。
スマートホンが登場して未だ12年位しか経っていません。
つまり12年より以前にはスマホを使ってAmazonで買い物をすることも、LINEで友達と繋がることも、電車の中で動画を見る事もできなかったのです。
たった10年ちょっとで、すごく便利な社会になったと思いませんか?

40年間で変化したこと

私が社会人になって40年弱ですが、当時、Windowsも無く、MSDOS上でアセンブラ言語を使って開発を行っていたのを覚えています。インターネットも携帯電話もありませんでした。
当時、技術者としてどのような技術を身につければ生き残っていけるのかなんて、漠然としか考えていなかったと思います。個人でパソコンを持っているのは希な時代でした。当時、毎年のように新しい技術、新しい開発手法、新しい開発言語が出てきて、都度、新しく勉強し直していたと思います。
アセンブラ、C言語、COBOL、シーケンサ言語、PL/I、VisualBasic、Parl、PHP、C++、Java、
都度、新しい開発環境が出るたびに勉強し直しました。
開発環境は日々変化し、終わり無く勉強し続けなければ、技術者として脱落していきます。
セキュリティやネットワークについても勉強しました。
こちらも、日々新しい技術が出てくるので、都度勉強し直しです。
年齢が上がってくると、プログラミングだけで無く、設計や要件定義やコンサルティングの能力が求められます。
必要に応じて財務会計・簿記論・会計学・管理会計・原価計算・所得税法・法人税法・消費税法・固定資産税・人事給与システム・販売管理システム・生産管理システムなども勉強しました。
プロジェクトマネージメントを行うようになり、PMP資格を取得しました。
技術者として生き残るためには、それぞれの時代で求められるスキルや技術や知識を身につけなければなりませんでした。

時代の変化についていければ、時代から脱落していくだけ

「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」
進化論で有名なダーウィンの名言です。
今、時代は劇的に変化しています。
予想もつかないくらい劇的に変化しています。
時代の変化についていけなければ、時代から脱落していきます。
変化する時代の中で、求められるニーズに自分を変化させなければ、職を失ってしまいます。
AIやビックデータにより、時代は必ず大きく変化します。
車が自動運転になれば、タクシー運転手やトラック運転手は必要なくなるでしょう。
翻訳ソフトの精度は既にかなり高くなってきており翻訳者のニーズは少なくなるでしょう。
工場ではロボットが自動生産を行うため、単純労働者は必要なくなります。
工事現場でもロボットが作業を行うようになれば、単純労働者は必要なくなります。
無人店舗が増えてくると店員も必要なくなります。
事務仕事も単純な入力はRPAなどで行うようになります。
伝票入力から決算処理まで行っていた税理士事務所は、伝票はOCRで読み取り、取引は電子決済となり、申告は電子申告となり、単純な事務代行は必要なくなります。
プログラマーだって、AIが自分で自分のプログラムを書くようになります。そうなると単純なプログラムを書くプログラマーは必要なくなります。
イギリスのオックスフォード大学の研究によると、AIによる自動化によって、20年後には現在ある仕事の47%がAIに奪われてしまうそうです。
皆さんは、黙って自分の仕事が奪われていくのを待ちますか?
農業は、昔、手で畑を耕したり、牛や馬で耕したりしていましたが、耕運機やコンバインなどの機械が出たら購入して生産性を高めてきましたよね。肥料や農薬もいいものが出たら採用してきましたよね。
同じように、AIで自動予測しドローンやロボットを使って農業を効率よく自動化できるようになるのであれば、新しい技術を導入して使う側にならなければ生き残っていけません。
同じように、オフィスや工場や店舗でAIやロボットで自動化されるならば、それを使いこなす側にならなければ仕事は奪われてしまいます。
パソコンやスマホが出てきたらそれを購入して使いこなしてきたのと同じように、AIやロボットが当たり前になれば、それを使いこなしていかなければなりません。
時代は大きく変化しています。時代の変化についていければ、時代から脱落していくだけです。

変化創造力

変化創造力とは、自ら「変化」に飛び込んでいく力です。
時代のニーズが変化しているのであれば、過去の強みに頼っていてもしょうがありません。
少なくともある程度は過去の強みに頼らない「変化」を経験することが必要です。
変化に対応するためには、「変化」を認識し、「変化」に対応する為に常に勉強し、「変化」を進んで経験する必要があります。
何事も新しくチャレンジすることが必要です。
「進歩し続けない限りは、 後退していることになるのです。」ナイチンゲールの言葉です。
皆さんは何もしないで自分が後退しているのを許容しますか?
それとも進歩し続けますか?
変化が大きく大変な時代だと思います。だからこそ、変化が大きいからこそ面白いのではないでしょうか?
変化を楽しむ。大変を楽しむ。挑戦を楽しむ。楽しむ姿勢は大切です。
時代の変化を楽しみ、時代に適用し生き残りましょう。

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