自己開示の法則

心理学

初対面の人と話すときは、できるだけ好印象をもたれようと、本来の自分を隠し、当たり障りのない表面的な会話に終始してしまうものです。

たしかに、自分の本性をさらさなければ、差し障りなく事は進むかもしれません。
しかし、それでは相手との距離はなかなか縮まりません。
相手との距離を縮めるには、自分がどのような人間かを相手に伝えて、心理的な壁を取り除いていく必要があります。

自己開示の法則では、自分の弱い部分も見せることで、相手の警戒心を解き相手との距離を縮めます。
自己開示の例としては

  • 自分のプライベートな情報を相手に話す
  • 自分の生い立ちや趣味を話す
  • 過去の失敗談を話す
  • 自分の思いや意見を正直に話す

などがあります。

自分から自己開示することで、相手も自己開示しやすくなります。
相手にしてもらったことを、自分も相手に返すという気持ちが働く心理のことを「返報性の原理」といいます。
自分から自己開示することで、相手も自己開示しやすくなるのはまさにこの原理です。

また自己開示すると「心の弱い部分を見せてくれた」と相手も親密に感じてくれます。
適度な自己開示は人間関係を築くうえで役立つものです。
初対面の人に警戒心を抱いてしまうのは、味も材料もわからない初めての食べる料理に、少しためらってしまうとのと同じ心理です。
相手に「ありのまま、正直に」話し、理解してもらうことにより、警戒心が薄れます。
少し恥ずかしいと感じるくらいのことまで打ち明けると、「そんなことまで話してくれるのか」と警戒を解き、心の距離が縮まります。

ただし、プライベートすぎる悩みを打ち明けるのは、やりすぎです。
相手に面倒くさいと思わせない程度で、緊張がほぐれる程度の内容が良いと思います。
自己開示は浅いレベルでは「趣味・嗜好」など
もう少し踏み込むと「過去の経験」など
さらに踏み込むと「自分の欠点や弱点」などとなります。
まずは「趣味・嗜好」で

  • 最近の楽しかった事
  • 今夢中になっていること
  • 好きな事、趣味
  • 休日の過ごし方
  • 楽しみにしているイベント

などをきっかけにするとよいでしょう。
コミュニケーションにおける心理的な距離感を縮めるヒントになればと思います。

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