GTD理論
GTD理論(Getting Things Done)とは、抱えている仕事やタスクなどを整理することで、自分の頭の中を整理し、ストレスフリーな状態にして、目の前のやるべきことにのみに専念する環境をつくる理論です。
現代の社会は情報に溢れていて、「何故か忙しい状態」が続いている人も多いのではないでしょうか。
忙しい理由を大きく分けると「タスクが多すぎる」「やる順番が整理されておらず混乱している」の2つが考えられます。そんな時に役に立つのが、GTD理論です。
GTD理論は次の手順で行います。
- 把握する(Capture)
- 見極める(Clarify)
- 整理する(Organize)
- 更新する(Reflect)
- 選択する(Engage)
把握する(Capture)
自分の頭の中にある「やらなければならないこと」や「気になっている事」を全て可視化します。
タスク・課題・アイデア・気になること・毎日のルーティーンなど全てを書き出すことが必要です。
見極める(Clarify)
上記で可視化した情報を仕事・プライベート・プロジェクトなどわかりやすいカテゴリーに分け、重要度・緊急度を見極め、自分がやるべきか他人に任せることができるのかを見極めます。
整理する(Organize)
上記で見極めた情報を、カテゴリー・優先順位・期限で整理します。
更新する(Reflect)
上記の3ステップを定期的にPDCAの様なサイクルで再度見直します。
選択する(Engage)
整理されて最新に保たれたリストの中から、優先順位の高いものから順番に選択し、実行します。
GTDのコツ
GTDのコツは、以下の通りです。
- 一つのタスクは集中が切れたらストップする
- 常に更新して鮮度を保つ
- タスクの細分化は1時間程度を目処にする
- 1日に目標とするタスクは5から6を目安とする
GTDを行う上でTrelloというツールが便利だと思います。参考にしてみて下さい。
GTOのメリットは「目の前のタスクに集中できる」ということです。気になることは可視化できているので、脳内で「そういえばあれしなきゃ」「あれどうしようか?」なんて心配が無くなり心の余裕が生まれます。
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