ワークライフバランス

ワークライフバランス

ワークライフバランスは、仕事と生活を充実させる働き方・生き方を目指すものです。決して、「生活を優先するために仕事を控えましょう」とか「いかなる時も残業はしない」という意味ではありません。

仕事は生活を支える収入を得るために必要なものであり、人生のやりがいを感じさせてくれる大切なものです。
家族や趣味などプライベートも、人生を充実させる為に欠かすことができないものです。

2009年の国際労働機関(ILO)総会において、Decent work、「働きがいのある人間らしい仕事」について提案されました。「働きがいのある仕事」「人間らしい仕事」が両立しないとワークライフバランスは成立しません。

シリコンバレーでは当たり前

シリコンバレーでは、「残業ほぼナシ」「勤務時間自由」「リモートワークOK」は当たり前のようです。なぜなら、優秀な人材を集めるためには柔軟性の高い、より労働条件の良い環境を提示する必要があるからです。優秀な人材の確保のためには、より良い労働条件が提示されますが、スキルが低くてもよく、誰でもできるような仕事の人材確保には、より良い労働条件は提示されないと予想されます。

キーワードは「自主性」と「プロダクティビティ」

リモートワークやフレックスタイムを導入した場合、細かく管理することが難しくなってきます。

Webカメラで仕事をしていることを監視したり、日報や作業内容を細かく提出させると無駄なストレスや作業コストが生じてしまいます。性善説に立ち、本人の自主性を任せていかなければ成り立たなくなってしまいます。

また、出勤しているときは勤務した時間分が正当な給料として認められやすかったですが、在宅ワークの場合、長い時間だらだら働いていたり、途中さぼっていてもマネージャーはわかりません。

長時間で質の低い結果を出すよりも、短時間でもどれだけアウトプットを出せるかが重要になります。もし在宅ワークでサボりまくって、アウトプットが出せていないならば、賃下げやリストラの対象になっていくでしょう。

デザイナーは24時間仕事をしている

デザイナーは、仕事以外の時間でも面白いアイディアが無いか、常に考えているそうです。仕事中は主にアウトプットを、プライベートの時間はリフレッシュや新しいインスピレーションをインプットするための時間にしています。

ワークライフバランスのメリット

ワークライフバランスのメリットには次のようなものがあります。

  • 個人に合わせた働き方ができる
  • 自己実現がしやすくなる
  • 仕事へのモチベーションアップ
  • 心身の健康維持
  • 家族との時間の増加
  • 自己啓発の時間が増える
  • 生産性の向上
  • 優秀な人材の確保
  • 企業イメージの向上

せっかくワークライフバランスが導入されても、上記が実現されるためには個人の心掛けが大きいと思います。特に「自己啓発」「健康促進」「家族とのコミュニケーション」は個人が心がけなければ実現しません。

Follow me!

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました