ファシリテーション(facilitation)

仕事

ファシリテーションとは、
参加者が問題を解決する為、または、活動が容易にできるようにする為、参加者の認識の一致を確認したり、相互理解をサポートして、うまく運ぶよう舵取りする事です。
その役割を担う人をファシリテーター(facilitator)と呼びます。

チーム活動の成果の質を上げるには、精神論だけでは難しく、個々の考え方の変化が求められます。
しかしながら、個人の固定化された思考の壁を砕く事は至難の業です。
個人の固定化された思考の壁を砕くには、大きく二つの方法があります。
一つは、自分自身の心の中を深く分析し見つめ直す内省です。
しかしながら自分一人で自身の思考の壁を砕く事はなかなか困難な事です。
もう一つは、他者との相互作用を使って自分の思考の壁を打ち破る方法です。
ファシリテーションは、他者との相互理解を深め、自分の思考の壁を打ち破るのに有効です。
他者とぶつかり合い、互いの違いを知ることで自分の壁を悟り、新しい自分を発見していくことができます。

ファシリテーションの進め方

ファシリテーションは、次のステップで進めていきます。

  • 雰囲気づくり
  • ゴールの明確化
  • 意見出し(発散)
  • 意見を整理する
  • 最も望ましい結論を導き出す(判断)
  • 最終結論と合意形成

雰囲気づくり

メンバー全員が、発言しやすくなるような雰囲気をつくります。
アイスブレークなど何気ない話題から、場の空気を和ませましょう。
メンバーの気持ちがほぐれたら、発言における簡単なルールを共有します。

ゴールの明確化

目指すべき「目的」や「成果物」を共有します。
最終的な終着点のイメージを合わせることで、活動のクオリティーが大きく向上します。

意見出し(発散)

メンバーに色々な意見を出してもらいます。
ファシリテーターは、発言者を安心させたり、あえて異なる視点の意見も募ったりして、より多くの発言を引き出していきます。
会議やミーティングにおいては、この「発散」が重要です。
出される意見が多ければ多いほど、議論のクオリティーは向上します。
色々な視点の考え方が存在することは当たり前のことです。
自分の意見と異なるからといって、ムキになったり、声を大きくしてはいけません。
異なる意見を尊重し、最後まで耳を傾ける姿勢が大切です。

意見を整理する

意見の共通項を探っていく方向にメンバーの意識を誘導し、それぞれの発言を共通項ごとに分類していきます。
すべて分類し終えたら、メンバーに分類が適切であるか問いかけ、全員が納得していることを確認します。

最も望ましい結論を導き出す(判断)

全員が納得できるものを判断してきます。
「最もメリットが多いもの」「費用対効果が最も大きいもの」など明確な判断基準を決め、最も望ましい結論を導き出していきます。

最終結論と合意形成

最終結論に対して全員が納得しているかどうか、改めて確認します。
その上で、出された結論を実行していくため、「誰が」「何を」「いつ」行うかなどの具体的な行動を決めていきます。

ファシリテーションのメリット

ファシリテーションには次のメリットがあると言われています。

  • 新しい発想を促す
  • 人や組織や社会に良い変化をもたらす
  • 生産性の向上
  • 具体的なアクションの実現
  • モチベーション向上
  • チームワークの向上

新しい発想を促す

ファシリテーションではさまざまな異なる思考・価値観を持つ人が集まって、意見をぶつけ合います。
自分にはなかった思考や発想で刺激し合えば、新たなアイデアが生み出されます。

人や組織や社会に良い変化をもたらす

ファシリテーションにより、新たな発想やアイデア、協働などが生まれ、人や組織や社会に良い変化がもたらします。

生産性の向上

有意義な議論が促進され付加価値の高い成果を生み出しやすくなります。

具体的なアクションの実現

「誰が、何を、どうするか」という具体的なアクションが明確に共有され、確実に実行に移されます。

モチベーション向上

納得のいく結論を導き出し、参加者の話し合いへのモチベーションを向上させることができます。

チームワークの向上

お互いの理解も深まり、チームワークを向上させることができます。

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