過負荷の原理

筋トレ

以前、トレーニングの3原理・5原則について紹介しましたが、
「過負荷の原理」はその3原則のひとつです。
「過負荷の原理」とはトレーニングで筋肉を増強したいならば、最大筋力以上の負荷(オーバーロード)を与えなければならないというものです。
トレーニングを行っていると、身体は受ける負荷に対して適応していきます。
これは、環境の変化に対し、身体器官が順応して生命を保とうとする為です。
体がトレーニングに順応すると同じトレーニングを行っても筋肉はそれ以上増えません。
同じトレーニングを長い間行った場合、そのトレーニングによる効果が低くなっていくことを「馴化現象」と言います。
馴化を防ぐには、「強度や量を変化させる」「トレーニングの内容を変化させる」の2つの方法があります。
筋肉を増強させるには筋肉に過負荷を与える必要があります。
過負荷を与えられた筋肉は、回復の過程で、もとの状態よりも大きくなっていきます。
超回復によって筋肉が大きくなった状態で、さらにトレーニングをすると、さらに筋肉を大きくします。
超回復は一時的なもので、1週間もそのままにしていると、もとの状態に戻ってしまいます。
トレーニング後は回復のため、48~72時間の休息が必要です。
休息をとらず、48時間よりも短い間隔でトレーニングを行ってしまうと、回復する前に筋肉が破壊されてしまい、筋肉が増強さえず、疲労が蓄積してパフォーマンスが向上しません。
トレーニングを毎日行いたい場合は、鍛える筋肉の箇所を変えることで毎日行うことが可能です。
筋肉を鍛えるためには「過負荷」も大切ですが「超回復」も大切です。
体を壊さないよう無理をしない程度で「過負荷」をかけて、適切な期間をかけて回復を行い、「過負荷」「超回復」のサイクルをバランス良く実施しましょう。
また、同じトレーニングメニューをこなしていると、プラトー(パフォーマンスの伸び悩み)に陥ります。適度に内容を変化させながら、マンネリにならないようトレーニングを続けましょう。

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