「記憶力が良いこと」=「頭が良いこと」ではありません

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「記憶力が良い人」は、学校の成績も良く、学歴が高い人が多いのだと思います。
記憶力やパターン思考に長けた人を点数で評価する社会の仕組みになっているからです。
「記憶すること」「勉強すること」はインプットですが、そこから思考して結論を出す事はアウトプットです。
良い大学を卒業しても、社会人になって潰しがきかない人がいます。
インプットは得意でもアウトプットが得意でない人です。
人の考えは記憶できても、自分で考える事が苦手な人です。

記憶やパターン思考だけに「頭」を使うことは、人間にとっては不自然なことです。
それを続けていると「自分で考える」ことができない人になってしまいます。
そして「記憶」「パターン思考」に頼る事になってしまいます。
その場合「記憶」「パターン思考」に答えが無い場合は混乱してしまいます。

鳥類のモズは、捕獲した昆虫やカエルなどを木の枝に刺してストックしておくので有名ですが、その記憶力があまりに精密であるため、葉っぱが1枚落ちただけで、同じ木であることが認識されず、結局取りに戻ることができません。
この行動を「モズのはやにえ」と言います。

人間にも「モズのはやにえ」のような事が起こっているのではないかと思います。
まじめな人は「教科書どおり」「マニュアルどおり」には問題無く行えるかもしれませんが、人生はイレギュラーな出来事の連続です。「教科書」「マニュアル」に載っていない事が発生すると、フリーズしてしまいます。

「従順さ」は本来の人間の本質ではないと考えています。
人間はもっと自分らしく自由に考える事が出来るはずです。
「自分の頭で考える」事を大切にすべきと考えます。

「まじめ」であるよりも「自分らしく」ある事をもっと大切にしてもいいのではないでしょうか?

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