ネガティブ本能

メンタルヘルス

人は物事のポジティブな面よりもネガティブな面に気づきやすい性質があります。
太古では捕食動物や災害など、命の危険と隣り合わせの生活をしていました。
リスクを感じる力が弱ければ、ライオンやワニなどの捕食動物に食われてしまいます。
リスクを感じる力が弱ければ、崖から落ちで死んでしまいます。
ネガティブ本能とは、人間が生き残るために自然に身についた本能です。太古からネガティブ本能が強い者だけが生き残ってきたので、人間には「ネガティブ本能」が刷り込まれています。不幸な記憶の方が残りやすいのは「ネガティブ本能」によると考えられます。
ただし、現在の社会では安全は保障されており、ネガティブ本能はあまり必要ありません。

人間の脳には大脳新皮質があり、ここで「考える(思考)」「想像する」が行われています。大脳新皮質は人間にしかありません。
ネガティブな思考を引き起こすのは人間には「思考性防衛本能」があるためです。
何かに対して考えるとき最初に悪いことから考えてしまうのは、その為です。
「思考性防衛本能」はネガティブな情報が入ってきたらあたかも自分が体験したかのように、大脳新皮質で疑似体験をしてしまいます。このネガティブな疑似体験(想像)が増えてくると体や精神に不調を引き起こします。

本来、「ネガティブ本能」は生きる為に身に付けたものですが、生死に関係ないところでも反応してしまいます。
例えば、会社の事業に失敗してしまい、責任を感じて、自殺してしまった場合、自分を過剰に責め精神が病んでいます。
どの様な不幸な事があったとしても、どの様な自信を無くすような事があったとしても、人から傷つくことを言われたとしても、直接殺されるような事はめったには無いはずです。
自殺するほど悩む必要はありません。過剰に「ネガティブ本能」は働いた例だと思います。
苦しければ、その場から一時避難すれば、時が解決してくれます。

人は物事のポジティブな面よりもネガティブな面に気づきやすい性質があります。「ネガティブ本能」は太古には必要だったかもしれないけど、現代ではほとんどほとんど必用がありません。ただし本能として残っているので、意識して過剰にネガティブに向かわない様、コントロールしなければなりません。
例えどの様な事があったとしても、自分を追い詰めるほど悩む必要はありません。

幸せを感じる力は、「幸せ」であったことを何度も思い返すことで身につきます。
人の脳にはニューロンと呼ばれる神経細胞のつながりがあり、このつながりは思考や思想を繰り返すことで強化されます。
ネガティブに傾かないよう、そして「幸せ」であったことを何度も思い返すよう意識しましょう。「幸せ」の思考を意識して繰り返し、幸せニューロンのつながりを強化する事で幸せを感じる力が強化されると思います。

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