努力できるのも才能

ある芸能事務所の社長さんが、タレントの面接をした後に、「努力できるのも才能よね」と言っていました。テレビのタレントになるくらいの人なので、生まれながらにそれなりの光るもの(才能)が無ければタレントとして選ばれないのでしょうが、「努力できるのもひとつの才能」と言っていた通り、そこの芸能事務所では何年間も売れなかった人が、ある日突然売れっ子になるといった事が起きているようです。売れない時代は事務所としては赤字なわけですがそれでも諦めず、潜在的な才能(努力する才能も含む)を見出し、いつか必ず売れると信じて、そのタレントの個性を伸ばし続ける眼力は素晴らしいものだと感心しました。
ちなみにその社長さんはトップコードという芸能事務所の渡辺万由美さんです。
従業員30名弱の小数精鋭の会社ですが、タレントは皆さんもよく知っている売れっ子ばかりです。

話を戻して、努力とは、いったい何でしょうか?
成果が得られるかどうかわからない不確実な可能性を信じて、継続して実現しようとする活動。
苦痛を超える何かしらの見返りがあると信じて、それを続けること。
いつか結果を出し達成感を味わえると信じて、続ける学習活動(過程)。
目標を達成しようとする強い意志により継続する活動。

色々な解釈があるかと思います。

では「努力できる才能」=「努力できる人」とはどのような人なのでしょう。
意思が強い人。目標を持っている人。
未来を見据えた先見性がある人
怠惰に流されない人。誘惑にまけない、ストイックな人。
決してあきらめない人。忍耐力があり継続できる人。集中できる人。
何をどうすれば良い成果が出てくるかを推理できる人。
性格的に、前向きな人。
モチベーションを長期的に継続できる人。
行動(努力)を始める勇気のある人。

しかしながら、「努力すればなんでもできる」という訳ではありません。
正しく努力しなければ、結果は伴いません。

正しい努力とは、
その努力が無駄にならない様、正しい方向性・正しい方法を考える必要があります。
どれだけ労力と時間を注げば良い結果が出てくるのかを予想する必要があります。
習慣化し継続する事、ルールを作成する事が必用です。
目標や達成のイメージを常に持ち続ける事、モチベーションを維持する手段が必用です。
自分は達成できると信じる事が必用です。
できれば努力している自分が好きになれればよいと思います。

性格的に、前向きな人。諦めない人というのであれば、それは性格の問題でもありある意味「努力できるのも才能」なのだと思います。
物事の解決に消極的な性格であったり、無気力であったり、頭が悪く、努力しようとも考えなかったりする人は「努力できる才能」が無い人のだと思います。
才能は磨けば伸ばすことができます。「努力できる才能」も同様に磨けば伸ばすことができると思います。

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