自分の本質的なもの

50代も後半になり、これまで積み重ねてきた人生が年輪の様に自分の本質を決めてきたように思います。

年輪ですから過去の年輪は変えられず、未来の年輪はこれからの自分次第で決まってきます。

半世紀以上も積み重ねられた年輪は、少しずつ方向性を変えながらも、常に延長しながらつながってきたように思います。

学生時代は、電気工学科で学び、社会人になってからはPOSのハードウエアの設計に携わり、それからファームウエアの開発、ロボットの自動プログラミングの研究開発、情報系のソフトウエア開発、基幹系のソフトウエア開発に従事し、次第に開発業務からコンサルティングやプロジェクトマネジメントなどの上流の業務にシフトしてきました。

技術的にも、ハードウエア技術者時代は、インテル系のCPUを使った電子回路を行っており、OSはCDOS、MSDOS、Windows、Unix、Linuxと経験し、開発言語もインテル系アセンブラから、MS-C、Visual Basic、PHP、Java Script、HTML、Javaと移り変わってきました。

一貫して同じ事は、システム開発をやってきた事と初めから汎用機では無くPCでの開発だった事です。

初期の頃は、ビルゲイツやスティーブジョブズと重なる時期もあると思います。

当然やっている事は、ハードウエアからソフトウエアに変わっているわけですから、全くやっている事は違ってきます。

またプログラミングから設計へシフトし、そしてさらにプロジェクトマネジメントやコンサルティングへと自分のポジションを移してきた訳ですから必要とされるスキルも変わってきました。

ハードウエア技術者の時は、電子回路の設計理論を学び、ソフトウエア技術者の時はプログラミングを学び、プロジェクトマネジメントではマネジメント理論を学び、コンサルティングを行う為に、会計や経営学や経済学を学びました。

ただ一貫して同じことは、システム開発に従事していたという事です。

今は、会社の経営の一部に携わっていますが、根っこのところが技術者であるという事は変わりません。経営的な視点や会計的な視点もありますが、技術者として未来を創造する事はこれからも変わらないと思います。

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