やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ

掲題は山本五十六(やまもといそろく)の有名な言葉です。

山本五十六は、海軍の軍人で太平洋戦争開戦時の連合艦隊司令長官を務めました。有名なのは真珠湾攻撃やミッドウェー海戦を指揮したことです。

彼は若いころアメリカのハーバード大学に留学した経験もあり、アメリカと日本の実力差も十分理解していたと思われます。その為、最後まで戦争に反対していたそうです。

山本五十六の言葉は、素晴らしい言葉ですが、私自身も実践できていない事も多く反省しなければならないと、都度思っています。

「やってみせ」は、口で説明するだけでなく、実際に率先して自分で手本としてやってみるという事です。例えば、会社で資格取得者が必要な場合、「皆さん資格を取ってください」と言うだけでなく、自ら資格勉強をして取得して手本を見せるという事です。

次に「言って聞かせて」は、ただ手本を見せるのではなく、何故それが必要なのかを充分説明する事です。例えばPMPはプロジェクトマネジメントの資格ですが、資格を未だとっていない者がプロジェクトで失敗したとします。その時に勉強していたらでは、防げた失敗である事を教えてあげます。そうすれば勉強を行うでしょう。

「させてみせ」は少々背伸びした事でも経験させてみる事です。例えばしっかりと学んで成長していれば、これまでよりも少し大きめのプロジェクトを任せてみる事です。

そして、上手くできたならば「ほめてやる」ことです。そうすれば自信が付きます。

また多少不足したとしてもそこに成長が見られれば「ほめてやる」ことが必用です。

これまで説明した一連を実践し、本質を理解して、成功体験を身につけてくれれば、人が動いてくれたという事になるのだと思います。

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