リスクを予測して備える

リスクは突然発生するもののように思われますが、ある程度、予測できます。

自分は病気にならないだろうと思っていても、病気にならない人は皆無であり、いつか何からの病気になります。

これはある程度予測できるものです。よって、いつか病気になる事を予測して、安心して入院できるように医療保険に入っていれば、ある程度の医療を保険で賄う事ができ、経済的にも安心でしょう。

保険の類は、火災保険にしても、死亡保険にしても、自動車保険にしても、いずれもまさかの時に対して備えるものです。

では仕事においてはどうでしょう。プロジェクトにおいては、何事もなく平穏無事に完了する事はまれの事です。

事前に、難易度が高い部分や、リスクが高い箇所をある程度予測します。そして、もしその個所が上手くいかなかったらどうしようとリカバリー案を事前に考える必要があります。そうすることによって、もしもの事が起きても、慌てる事も無く、落ち着いて対応できるでしょう。

孫子の言葉に、「用兵の法は、その来らざるを恃むこと無く、我が待つこと有るを恃むなり」とあります。

つまり、敵がやってこない事を期待するのではなく、敵が来ても大丈夫なだけの備えをしておくことが大切だという事です。

家庭おいては、予測不可能なリスクも多いかと思います。しかしながら、予兆はあります。

また起きてしまったけど初期の段階はあります。そんな時、落ち着いて、リスクをリカバリーする為の方策を練る必要があります。

リスクが起きる前に予測して備え、リスクが起きてもさらにその先のリスクを予測して備える必要があると思います。

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