目的を見失わない

目的とは、最終的に目指すものです。

同じような言葉として目標がありますが、目標とは目的を達成する為に、差し当たって到達しようとする為の目印のようなもので、目的が最終的に目指すものであれば、目標はその過程(途中)で目指す目印です。

目的や目標を実現する為には、手段が必用です。目標を決めてがむしゃらに頑張っていたら、いつの間にか手段が重要になって、目標から離れてしまっている事があります。

家族を幸せにするに為に家を買って、ローンを返すために頑張って夜遅くまで残業をしていたら、いつのまにか会社に尽くすことが重要になって、家族の事がおろそかになった話を聞いたことがあります。

スポーツ選手が、オリンピックで金メダルを取る事が目標で、一生懸命頑張ってトレーニングをやりすぎて、疲労骨折してしまい、夢をあきらめざる負えなくなったといった話を聞いたことがあります。

残業もレーニングもあくまでも手段であり、目標とは異なります。

また目標も目的とは異なります。例えば、「家を買ってローンを返す」が目標とすれば、目的は「家族を幸せにする」です。沢山残業をして目標「家を買ってローンを返す」を達成しても、家族が幸せでなければ意味がありません。

スポーツ選手も、目標「オリンピックで金メダルを取る」を達成しても、ドーピングでその後、廃人になってしまってはスポーツ選手としての名誉はそこにはありません。

手段がしばしば目的だと勘違いされることがありますが、手段はあくまでも手段です。そして目標もあくまでも通過点であって、目的とは異なります。常に目的を見失わないようにしなければなりません。

そして、目的の為の手段は選ばなければなりません。目標は通過点であって、その先には目的がある事を意識する必要があります。

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