他者のせいにしても

何かの失敗があったとします。その時に、運が悪かったと言ってしまえば、それまでです。

また、他人に責任を押し付けてしまえば、それまでです。結論として、「自分は悪くない」で終わってしまいます。

そして、また同じことが起きたら、同じ失敗をしてしまいます。そして同じように自分は運が悪かったと思ったり他者に責任を押し付けてしまいます。

 

それでは何も解決しません。何も成長しません。何か失敗した時、同じ失敗を繰り返さないように、原因を追究し再発防止をしなければなりません。

それは他者が悪かったとしても、同じ様なリスクに巻き込まれないようにどの様にリスクを回避するのか学習しなければなりません。

例え、運が悪かったとしても、その中で、最善が尽くせるよう、学習しなければなりません。

 

例えば、台風で工場の屋根が落下して同僚が死んでしまった場合、単に不運だったと済ますのではなく、同様な災害の発生に備えて、どの様に対処すべきなのかを考えなければなりません。

例えば、部下が失敗して会社に大損害を与えたとします。その時、単に部下が悪いと言って終わるのではなく、自分が部下の失敗を事前に気付いてフォローできないか考えましょう。

 

部下の教育が充分だったのか考えましょう。

失敗を自分事としてとらえ、同じような失敗を起こさない様、考えましょう。

他者のせいにしても、同じ失敗を繰り返すだけです。自責として考えなければ、そこに成長はありません。

ただし、失敗した時、自分を責めすぎないで下さい。成長の為には、失敗も必用です。失敗しても成長に糧にできるのであればそれは、意味のある成長です。

挑戦しなければ失敗はありません。

そして、他者の失敗も同様に寛容に受け止めてあげましょう。

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