未来を妄想する 20代のころ、私はメーカーのハードウエア技術者で、年間3件の特許の出願がノルマでした。
ノルマだから特許を出しなさいと言われても、急に特許のアイデアが浮かんでくる訳ではありません。
一年中・四六時中考え続けて、ある日突然ひらめくというものです。
そのおかげで私は新しいアイデアを一年中・四六時中、創造し続けるといった癖がつきました。
今でも、新しいアイデアが無いか常に頭の中で妄想し続けています。
このことは特別な能力でもなんでもなく、常に新しいアイデアを探し続けようとする癖をつけるだけの事です。誰でもできる事です。
その結果、素晴らしいアイデア（発明）が生まれるかどうかは保証できませんが、私としてはある程度は成果が出ると確信しています。
またアイデアを探し続けようとする癖をつけなければ、素晴らしいアイデアが生まれる可能性はほとんど無くなると思います。アイデアや発明は、過去や現在に無かった未来を創造するというものです。
それは、他人の頭の中では無く自分の頭の中で、新たに生まれるものです。
それは小さなものから、画期的なものまでさまざまでしょう。特許や発明と言っても、組み合わせたことにより生み出される特許や発明から、全く新しい発想によるものまで様々です。
またそれは、日々の何気ないヒントから生まれたりします。
特に不便に感じたり困ったりしたとき、新しいアイデアが出る可能性が高いと思われます。「今は不便だけど、未来はこうなればいいな」とか、「未来はこのようになっているとわくわくするな」などと妄想するだけで、アドレナリンが出てきます。
わくわくしながら未来を妄想する事で色々な発明が生まれてくると考えています。
未来を創造してアイデアや発明を妄想している時は私の中で至福の時です。頭で考えた事は未来に実現される可能性が高いと思います。
たとえそれが妄想から始まったとしても。皆さんも、未来を思考してわくわくしてみませんか？
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