「知っている」と「考える」はまったく別もの

思考

記憶力が高い人・忍耐力が高い人は、勉強ができる人・成績の良い人・高学歴の人になる確率が高いのかもしれません。

しかしながら、勉強ができる人ばかりが社会で成功するとは限りません。

例えば、アップル創業者のスティーブジョブズは大学を中退していますし、田中角栄は中卒で総理大臣になりました。彼らは必ずしも高学歴ではありませんが、社会で充分と能力を認められているといっていいでしょう。

知識はそれを使う能力が無ければ、何の意味もありません。

自分の頭で考えるといった行為は、記憶する(単なる知識の蓄積)とは全く異なる行為だと思います。知識は他人の考えであり、過去のものです。それに対し思考は、現在進行形ないし未来であり、自ら創造するものです。自分で考える習慣をつける事が大切です。

何も考えずに、社会の仕組みの中で利用されている人生は楽しくありません。自分で考え自分で人生を切り開いていく方が、意義があると思います。

日本人の中には、自分で考える事を放棄して、会社や社会の歯車に組み入れられ、無意識に搾取されている方が多いのではないかと思います。

一度しかない人生、自分の思いでコントロールしで、充実するものにすべきではないでしょうか?そのためには自分の頭で考えるという習慣を付ける必要があると思います。

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