心理学

心理学

見えているモノは、意識が投影しているホログラム | 認知バイアス

あなたが見ている世界は、認知によって変換された後の世界です。そして、あなたが信じていることは、経験や学習や育ってきた環境によって形成されており、全ての人には認知の歪みが存在します。つまりそれは、「自分の発する感情と思考によって、目の前に映る世界(映像:ホログラム)を変化させていける」ということなのです。
品質管理

理想が高すぎると | 完璧主義の弊害

完璧主義は次のような弊害をもたらします。 ・完璧と確信するまで動けず、始動が遅れやすい ・自分に厳しく、他人にも厳しい ・細部まで気にしすぎるあまり、大局を見失うことがある ・失敗をいつまでも引きずる ・自意識過剰で、他人の評価が常に気になる
認知の歪み

自動思考の罠 | 人それぞれ思考の癖がある

思考の癖 人の思考には、それぞれの人によって異なりますが、以下の様な癖があります。 思い込み白黒思考べき思考自己批判深読み先読み 思い込み 自分が思い込んでいる事だけに意識が集中し、根拠がまったく不十分なの...
認知の歪み

ありのままの自分を肯定する | 自己肯定感

自己肯定感とは、ありのままの自分を認め、尊重し、価値ある存在として受け入れられることです。 他人との比較ではなく、そのままの自分を肯定的に受け入れる事です。 自己肯定感は「根拠がなくとも自分を肯定できる感覚」です。 自信は「自分の自信やステータスなどを根拠にした感覚」です。 根拠が無いと不安なのは、自信がないからです。 自己肯定感とは根拠が無くても自分の可能性を信じる力です。
メンタルヘルス

人によって見えている世界は異なる | その人が何を重要にするかによって見えている景色は全く異なってしまう

私たちが見えている世界は、実は、見ている人によって見えているものが全く異なります。全く同じ景色を見ていたとしても、人によって見えているものは全く違うのです。例えは、人工知能で動くロボットを見たとき、ある人は「先進的で素晴らしい」と思い、ある人は「恐ろしい」と思い、ある人は「便利な社会になってきた」と思い、ある人は「自分の仕事が奪われる」と思います。人によって、全く異なる見方や感じ方をしてしまうのです。
メンタルヘルス

執着を手放すと幸せになれる| 人が抱える悩みの多くは「執着」という心のゆがみが原因

執着を手放すと幸せになれる | 人が抱える悩みの多くは「執着」という心のゆがみが原因 description:人が抱える悩みの多くは「執着」という心のゆがみが原因です。執着とは、一つのことに心をとらわれて、そこから離れられない状態です。執着すると視野が狭くなり、柔軟な思考が失われてしまいます。執着は、凝り固まって、流れが悪くなった「心の癖」です。ゆっくりもみほぐし、心を解放してあげることが必要です。
心理学

利他の心は大切。それってきれいごと?

「自分だけがよければいい」と考える利己の心と、「他者が良くなるように」と考える利他の心があります。利己の心で判断すると、自分のことしか考えていないので、他者の事は考えられておらず、他者にとって利益が無いわけですから、誰の協力も得られません。そして自分中心ですから視野も狭くなり、間違った判断をしても、誰も助けてくれません。一方、利他の心は「人によかれと思うことをしよう」という心ですから、周りの人みんなが協力してくれます。まわりのみんなの事を考えるので、視野も広くなり正しい判断がしやすくなります。
認知の歪み

スコトーマ|心理的な盲点は誰にでもある

スコトーマとは、心理的盲点の事です。心理的盲点とは、目には映っているのに、脳がまったく認識していない状態(見えていない状態)です。 私たち人間は、目や耳や舌や鼻や皮膚などの器官から視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚などの大量の情報を受け続けています。全ての情報をまともに脳が受け付けると、脳はパンクしてしまいます。そこで、脳は重要であると認識した情報だけにフィルタリングして脳に届けています。よって、重要で無いと認識した情報は脳には届けられません。
認知の歪み

セルフ・エフィカシーを高めると人生が変わる|自分を信じると人生が変わる

セルフ・エフィカシーとは、自分の能力(可能性)を自分自身で評価することです。人間は、「自分ができる」と思える範囲でしかパフォーマンスを発揮できないようになっています。セルフ・エフィカシーが高ければ良いパフォーマンスを、低ければ低いパフォーマンスを発揮することになります。
メンタルヘルス

不安から逃げる | 不安は何もしないで逃げると増え続けます

不安な状態とは、未だ遭遇していない危険や、未来の失敗などを考えている状態であり、まだその危険や失敗は起きていない状態です。「失敗したくない」「初めてのことで怖い」などと頭の中で考え続けている状態です。不安の原因は考えすぎる自分そのものにあります。
健康

変わりたいけど変われないのはホメオスタシスのせい|ホメオスタシスの解除について解説します。

ホメオスタシス(homeostasis) 人間には、そもそもホメオスタシス(homeostasis)恒常性維持機能が備わっています。ホメオスタシスとは体が変化から一定の状態を維持しようとする働きのことです。例えば、周囲の気温...
認知の歪み

自己中心だと心に傷を負いやすい|殺人の5割超が「親族殺し」

物事を自分中心に考えると、本人の常識と他人の常識が異なる為、心に傷を負いやすくなります。ここでの「自己中心」とは、「物事を自分の視点でとらえてしまう」という事です。根拠のない自信が、厳しい現実にさらされると打ち砕かれ、大きな心の傷を負ってしまいます。
心理学

カラーバス効果 | 人は自分が見たいものに意識を向けている

カラーバス効果とは、人は「自分が見たいもの」「意識しているもの」「興味があるもの」「自分に関係があるもの」に自然と目がいくという効果です。
心理学

印象的な判断基準で決まるアンカリング効果

アンカリング効果とは 人は、情報が十分にそろっていない場合に、最初に着目した情報や価格などを判断基準に設定する傾向があります。これをアンカリング効果と呼びます。一度、特定の特徴や情報の断片を判断基準に設定すると判断基準にバイ...
認知の歪み

少ない事例から都合の良い判断をしていませんか?それ軽率な一般化です。

自分の身の周りでたまたま起こった出来事、自分がたまたま見聞きした事象から、「これはこうだ」と断定的な結論を引き出し、それを一般化してしまうことを「軽率な一般化」といいます。 例えば、あなたの廻りにいるB型の人がたまたま「マイ...
心理学

異常系が正常化される

誤った使い方に対応した設計が増えれば増えるほど、誤った使い方をするユーザーが増えます。この事を、「逸脱の正常化」と呼びます。 例えば、80km制限の道路の為に、設計上110kmまで安全な道路を作ったとします。するとドライバー...
心理学

Yes but話法は時代遅れ?

Yes but話法とは、相手の話を一度肯定した上で、しかしながら~と続ける話法です。わかりやすく言うと「あなたがおっしゃることはわかります。でも、私の言っている事の方が正しい」と言った感じの話法となります。Yes but話法を使わ...
仕事

人は注目されると力を発揮する

人に注目されると力を発揮する効果のことを「ホーソン効果」と言います。 米国のホーソン工場で、労働者の作業効率向上の実験が行われました。照明や作業環境などの物理的要因によっては、あまり作業効率の向上が認められなかったのに対し、...
心理学

ピグマリオン効果

ピグマリオン効果とは、他者からの期待を受けることで学習や作業などで良い成果を出すことができる効果です。 元々は「期待を持ち続けることでよい結果が訪れる」というピグマリオンの神話から由来しています。ここでいう期待には、厳密には...
心理学

ツァイガルニク効果

ツァイガルニク効果とは、人は達成できなかったことや中途半端に中断していることを、達成したことよりも記憶しやすいという心理効果です。 例えば、テレビドラマが途中で終わって残りは次週となると、次の展開が気になりますよね。スペイン...
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